相続法改正 2019年7月1日施行(介護した嫁にも相続財産を)

現在の民法では、被相続人の介護や療養のために尽くして被相続人の財産が増加または維持された場合に、その相続人に対して相続分を増やす「寄与分」という制度があります。

しかし、これは相続人に限り、相続人ではない長男の妻や、甥、姪などがいくら被相続人のために尽くしても、相続財産をもらうことは認められていません。

しかし、改正後は、6親等内の血族と3親等内の姻族については、相続人でなくても寄与に応じた財産を請求する権利が認められました。

 

しかし、当然にもらえるのではありません。「請求する権利が認められただけ」なのです。

つまり、「私は3年間、ずっと義理の親の介護をしてきたのだから相続財産を下さい」と言えるけども、他の相続人が拒否すれば、家庭裁判所に審判の申立をするしかないのです。つまり、裁判を起こせる権利が与えられたということです。

「じゃあ、審判の申立をしてください」と言われても、財産を分けてくれと主張するからには、具体的にどれほどの介護や療養に尽くし、そのおかげでどれほどの被相続人の財産に影響を与えたかを証明することが必要となります。なかなか困難な作業です。

 

なので、今回の改正で「介護した嫁にも当然に財産がもらえる」と安易に理解しないように注意が必要です。

テレビのワイドショー的には「介護した嫁も財産がもらえる」と、はやし立てることが容易に想像できますが、真に受けないように気を付けましょう。

「私は自分の生活を犠牲にして、仕事も辞めて、いろんな費用も立て替えてがんばってきたのに」という人は、それらを全て記録しておくことが必要です。

でも、一番良い方法は「遺言」を残してもらうことです。
そうすれば他の相続人とトラブルになる心配はありません。

 

 

========================

初回お問い合わせは無料です。

詳しくは以下のホームページをご覧ください。

 

 司法書士・行政書士 安光事務所【相続専門サイト】

 

=========================

 

消防車と救急車とパトカー

緊急車両の通り道が近くにあるので、消防車などの音はよく聞こえます。

今日も消防車とパトカーの音が遠くから聞こえてして、「どこかで火事でもあったのかなー」と思っていると、ウソみたいに音がどんどん近づいてきます。

近くで何かあったのかと思い、ビルの5階の事務所から見ると、なんと事務所の前の道に消防車、救急車、パトカーと緊急車両が勢ぞろいしてました。このビルの下の階で火事でもあったのならすぐに非難しないとと思って外に出てみましたが、火の気は無し。

でも多くの消防士さんが歩き回って状況を確認していました。

結局、自分たちには何のことか分からなかったのですが、30分程度で全て引き上げていきました。

それにしても、日本は良い国だとつくづく思いました。

たぶんボヤかなんかあったのでしょうけれども、これだけの緊急車両が集まって各自が真剣な表情で状況確認をしている姿を見て、「外国だったらここまでしてくれるだろうか」と思いました。

消防士さんは暑いのに重装備で大変な仕事です。

日本の安全はこうやって守られているのかと感動しました。

 

 

 

 

========================

初回お問い合わせは無料です。

詳しくは以下のホームページをご覧ください。

 

 司法書士・行政書士 安光事務所【相続専門サイト】

 

=========================

 

 

 

 

相続法改正 2019年7月1日施行(相続人の一部が財産を使い込んでた場合)

2.相続人の一部が財産を使い込んでた場合

相続財産として預金が2000万円残っています。

相続人は、配偶者、子供A,子供Bの3人です。

法定相続分では、配偶者が1000万円、子供それぞれが500万円づつになります。

ところが、子供Aが被相続人の財産1000万円を使い込んでいました。

こうなると本来の相続財産は3000万円ですので、配偶者が1500万円、子供は750万円づつになります。

しかし、子供Aは1000万円使い込んでいるので750万円はもらえずに、750万円は配偶者と子供Bに500万円と250万円を分けることができます。

当たり前のことのように思えますが、改正前は使い込みされた1000万円を相続財産に算入することができませんでした。

 

遺産分割前に相続財産の調査をきちんとしておけば、使い込みがされた財産分は使い込みをした相続人に渡らないようにできます。

 

========================

初回お問い合わせは無料です。

詳しくは以下のホームページをご覧ください。

 

 司法書士・行政書士 安光事務所【相続専門サイト】

 

=========================