音信不通の相続人と連絡が取れない

相続手続きをするためには、相続人全員の合意が必要です。

つまり、全員が書類に実印を押して、印鑑証明書を提出してくれないとほとんどの手続きは進みません。

ところが、何人かいる相続人の一人が、音信不通で連絡が取れない場合があります。

まずは、戸籍の附票を市役所で取り寄せます。

そこには、住民票のように住所が記載されていますので、その住所宛てに手紙を出してみます。

ところが、何の連絡も無い、ということがあります。

ただ単に連絡を取りたくないのか、その住所地に住んでいないのかを確認しなければなりません。

つまり、その住所地を訪ねて行くほかありません。

住んでいれば話し合いができますが、そこに住んでいないとなると手掛かりがありません。

そういう場合は、「不在者財産管理人」を選任します。

相続手続きの話をしたいが、行方不明の者がいる場合は、行方不明の者に代わる者を不在者財産管理人として裁判所に選任してもらい、その者と他の相続人で協議をして手続きを進めることができます。

手続きは少々面倒ですが、どうしても手続きを進めたい場合はこの方法で行うことができます。

 

相続人の一人が、行方不明、連絡が取れない、協議に応じてくれない、など難しい状況にある場合がありますが、相続が開始してからでは時間と費用をかけなければ手続きは進みません。

ところが、生前に、遺言さえ残しておいてくれれば何の問題もありません。

相続人間の話し合いがスムーズに進みそうにないと少しでも思う時は、なにはともあれ遺言をしておくことをお勧めします。

 

 

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初回お問い合わせは無料です。

詳しくは以下のホームページをご覧ください。

 

 司法書士・行政書士 安光事務所【相続専門サイト】

 

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相続手続きは何から始めたら良いか

親が亡くなったので相続の相談をしたいという方が来られました。

「何から手を付けて良いのか分からない。期限とかあるのでは?」ということです。

順番は次のとおりです。

1.財産、借金のリストを分かる範囲で書きだして下さい。

2.その間に私たちが相続手続きに必要な戸籍を集めます。

  今後の全ての手続きに必要になります。

3.まずは、市役所と年金事務所に行きましょう。

  市役所では各種手続きと葬祭費の支給(宇部市では4万円支給されます)をします。

  年金事務所では、未支給年金や遺族年金の手続きをします。

4.財産と借入のリストを元に次の検討をします。

  ー擽發多額の場合、相続放棄を検討する。

  ∈盪困一定額以上ある場合や、亡くなった人に一定の収入があった場合は、

   税務申告を検討。場合によっては、2次相続に備える。

  Cが何を相続するかを決める。

5.手続き先が多い時は、「法定相続情報証明」を取得する。

  このことで、各種手続きが同時にできます。 

6.何の手続きをいつまでにするかが分かってきたら、

  どこまでを自分でやって、どこからを専門家に依頼するか、費用を見ながら検討する。

 

だいたい、こんな流れです。

相談に来られた方にはこのような説明をしました。

全体の流れと、期間、費用をなるべく早くお知らせすることが大切と考えています。

 

「早めに」「何も取りかかっていないうち」に相談に来られるのは正解です。

よく「戸籍をとりあえず5通とりました」とか言われますが、基本は1通で大丈夫です。

たとえば、相続放棄をすべきなのに、「預金はもうおろしました」となると、放棄できません。

 

上記の手続きは、司法書士と税理士とが、一緒に相談を受ければ一度で済みますし、手続きも両者でほとんど行えます。

安光事務所が入居するビルは5階ですが、お隣は税理士事務所です。

スムーズな対応ができます。

相続手続きの相談は、まずは司法書士が受けて、税務申告が関係しそうだと税理士に対応してもらうことが、依頼者にとって一番良い方法です。

 

 

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祖父の借金をいつのまにか相続

8月9日に最高裁で相続放棄に関する判断がなされました。

祖父が借金をかかえて死亡し、父は相続放棄をしないまま死亡しました。

このままでいくと、子供に祖父の借金が相続されます。

相続放棄は相続を知った時から3カ月以内に裁判所に申し出ることとされています。

さらにその期間内は、相続財産を処分すると放棄できなくなってしまいます。

父の相続財産については、すでに相続手続きを終えていれば

父の相続財産を放棄することはできません。

そうであれば、祖父の相続人の父の相続を放棄しなかったということは、

祖父の借金も相続することとなります。

しかし、父の相続は承認して祖父の相続だけ放棄することができます。

これを再転相続といいます。

ただし、3か月の期間をいつを起点とするかが問題となっていました。

法律通りに解釈すれば、祖父の死亡を知った日から3か月以内となります。

しかし、今回、「借金があることを知った時から3カ月以内」という判断がなされました。

祖父の借金について、ある日突然に督促状が届いたら慌てずに、

その日から3か月以内であれば相続放棄できます。

 

このように日々判断は変わります。

勉強していない専門家に依頼すると「3か月を過ぎているから放棄できません」と言われる恐れがあります。

そうして督促状から3か月が経過すると、もはや借金は放棄できなくなります。

 

最初に相談する専門家は慎重に選びましょう。

ホームページの「誰に何を相談したらいい?」をご参考下さい。

https://souzoku-yamaguchi.com/dareni.html

 

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